きりょう‐じまん【器量自慢】
1 顔だちが美しいのをみずから誇ること。 2 才能をみずから誇ること。「かくばかり—あらば、俳諧連歌の名目(みゃうもく)をからず」〈去来抄・修行〉
くに‐じまん【国自慢】
故国や故郷を自慢すること。お国自慢。
け‐まん【懈慢】
1 怠けること。なおざりにして努めないこと。怠慢。 2 「懈慢界(けまんがい)」の略。
こう‐まん【高慢】
[名・形動]自分の才能・容貌(ようぼう)などが人よりすぐれていると思い上がって、人を見下すこと。また、そのさま。「—の鼻を折る」「—な人気俳優」 [派生]こうまんさ[名]
こえ‐じまん【声自慢】
自分の声や歌声がよいことを自慢すること。また、その人。
ごう‐まん【傲慢】
[名・形動]おごりたかぶって人を見くだすこと。また、そのさま。「—な態度」「—無礼」 [派生]ごうまんさ[名]
じ‐まん【自慢】
[名](スル)自分で、自分に関係の深い物事を褒めて、他人に誇ること。「—ののど」「成績を—する」 [派生]じまんげ[形動]
じゃ‐まん【邪慢】
仏語。徳がないのにあるとうぬぼれること。よこしまな慢心。
じょう‐まん【上慢】
仏語。十分な境地に達しないのに達したと慢心を起こし、おごり高ぶること。増上慢。
そ‐まん【粗慢/疎慢】
[名・形動]考え方ややり方などが、大ざっぱで、いいかげんなこと。また、そのさま。「きわめて—な政策」