しん‐りょ【神慮】
神のおぼしめし。神のみこころ。転じて、天子の心。天意。
じゅく‐りょ【熟慮】
[名](スル)よくよく考えること。いろいろなことを考えに入れて、念入りに検討すること。熟考。「—のすえ決意する」「さらに—されたい」
じん‐りょ【塵慮】
俗世間の名利を欲する心。
せい‐りょ【省慮】
[名](スル)かえりみてよく考えること。「同党にして玆に—することあらば」〈利光鶴松・政党評判記〉
せい‐りょ【聖慮】
天子の考え。叡慮(えいりょ)。
せい‐りょ【静慮】
心を静かにして考えること。また、落ち着いた心。
せん‐りょ【千慮】
いろいろと考えをめぐらすこと。
せん‐りょ【浅慮】
考えの浅いこと。あさはかな考え。⇔深慮。
そん‐りょ【尊慮】
他人を敬って、その考えをいう語。お考え。尊意。「願くは此の后(のち)は、少しく—を、止(とど)められんことを」〈竜渓・経国美談〉
ぞく‐りょ【俗慮】
「俗念」に同じ。