ほう‐りょ【芳慮】
他人を敬って、その心や考えをいう語。芳念。
ぼん‐りょ【凡慮】
平凡な考え。また、凡人の考えること。「—の及ばないところ」
みょう‐りょ【冥慮】
神仏のおぼしめし。目に見えない神仏の心。「仏陀の—にそむくべからず」〈平家・二〉
む‐りょ【無慮】
[副]大きい単位だけでおおまかに数えるさま。おおよそ。ざっと。「—数万の軍勢」
めい‐りょ【冥慮】
神仏などの深いおぼしめし。みょうりょ。
ゆう‐りょ【憂慮】
[名](スル)心配すること。思いわずらうこと。「—に堪えない」「事態を—する」
よう‐はいりょ【要配慮】
特に配慮が必要であること。「—個人情報」
りょ【慮】
[常用漢字] [音]リョ(呉)(漢) [訓]おもんぱかる あれこれと思いめぐらす。思い。考え。「慮外/叡慮(えいりょ)・遠慮・苦慮・顧慮・考慮・思慮・熟慮・焦慮・心慮・深慮・短慮・知慮・配慮・不...
わる‐えんりょ【悪遠慮】
度の過ぎた遠慮。「自己(おのれ)を責めた—を云う」〈露伴・いさなとり〉