あい‐よく【愛欲/愛慾】
1 性的な欲望。「—におぼれる」 2 仏語。欲望に執着すること。
か‐よく【寡欲/寡慾】
[名・形動]欲が少ないこと。また、そのさま。「—な(の)人」
が‐よく【我欲/我慾】
自分一人の利益・満足だけを求める気持ち。「—が強い」「—を捨てる」
きん‐よく【禁欲/禁慾】
[名](スル)本能的な欲望、特に性欲を抑えること。
ごう‐よく【強欲/強慾】
[名・形動]非常に欲が深いこと。また、そのさま。「—な高利貸し」「—非道」 [派生]ごうよくさ[名]
しき‐よく【色欲/色慾】
1 性的な満足を得るための、肉体的な欲望。情欲。 2 色情と物欲。 3 仏語。感覚的な欲望。
しょく‐よく【食欲/食慾】
何かを食べたいと思う欲望。食い気。「—がわく」「—をそそる」「—不振」
し‐よく【嗜欲/嗜慾】
あることを好み、欲するままにそれをしようと思う心。「世外の功名心のために、流俗の—を遠ざけている」〈漱石・三四郎〉
し‐よく【私欲/私慾】
自分一人の利益だけを考える気持ち。「—を去る」「私利—」
じゃ‐よく【邪欲/邪慾】
1 道徳に反した不正な欲望。 2 みだらな欲望。淫欲。「—のとりことなる」