しゅっぱん‐けいさつ【出版警察】
出版物の取り締まりを目的とする警察。明治憲法下の公安警察の一部分として、出版法・新聞紙法などの法令に基づいて行われた。第二次大戦後に廃止。
しゅっぱん‐の‐じゆう【出版の自由】
思想・意見を図書や雑誌などに印刷し、出版・発表する自由。日本国憲法第21条で、表現の自由の一部として保障されている。
しゅはんしめい‐せんきょ【首班指名選挙】
日本国憲法第67条の定めにより、国会で内閣総理大臣を指名するための選挙。衆議院・参議院それぞれが国会議員の中から指名し、両院の被指名者が異なる場合は衆議院の指名が優越とされる。内閣総理大臣指名選...
しょう‐しょ【詔書】
1 天皇が発する公文書。日本国憲法下では、国会の召集、衆議院の解散、総選挙の施行の公示など、天皇の国事行為の形式として用いられている。 2 律令制で、天皇の詔(みことのり)を記した文書。改元など...
しょうちょう‐てんのうせい【象徴天皇制】
日本国憲法に規定された天皇制。天皇は日本国および日本国民統合の象徴であり、国政に関する権能を有しないとされる。
しょくぎょうせんたく‐の‐じゆう【職業選択の自由】
自分の従事したい職業を任意に選択する自由。日本国憲法第22条で保障されている。
しょくのう‐だいひょうせい【職能代表制】
職業別団体から代表者を議会に送る代議制度。ワイマール憲法下のドイツの経済会議や、第二次大戦後のフランスの経済社会評議会などがその典型。→地域代表制
しょっけん‐めいれい【職権命令】
明治憲法下で、法律や勅令に基づいて行政機関が発した省令などの命令。
しんきょう‐の‐じゆう【信教の自由】
宗教を信じる、または信じない自由。宗教的行為の自由、礼拝・集会の自由、宗教的結社の自由、宗教の選択・変更の自由、無宗教の自由をも含む。日本では基本的人権の一つとして憲法で保障している。宗教の自由...
しん‐けんぽう【新憲法】
旧憲法(大日本帝国憲法)に対して、現行の日本国憲法の称。