イディオム【idiom】
慣用句。成句。熟語。
騏驎(きりん)も老(お)いぬれば駑馬(どば)に劣(おと)る
《「戦国策」斉策から》名馬も年をとると駄馬にも負ける。すぐれた人も年をとると凡人にも及ばなくなるたとえ。 [補説]「騏驎」は、この成句では駿馬(しゅんめ)のことをいい、「麒麟も老いぬれば駑馬に劣...
きん‐せん【琴線】
1 琴の糸。 2 心の奥深くにある、物事に感動・共鳴しやすい感情を琴の糸にたとえていった語。「心の—に触れる言葉」 [補説]2は、「琴線に触(ふ)れる」で成句となり、良いものに感銘を受ける意で使...
く【句】
[音]ク(呉)(漢) [学習漢字]5年 1 文章の切れ目。切れ目をつけること。「句点・句読(くとう)/章句」 2 いくつかの単語が連なって、ある意味を表すもの。フレーズ。「禁句・警句・語句・字句...
こ‐じ【故事/古事】
1 昔あった事柄。古い事。 2 昔から伝わってきている、いわれのある事柄。古くからの由緒のあること。「—成句」
こ‐みだし【子見出し】
辞書で、ある見出しの下に従属する形で配列されている、その語で始まる成句・ことわざ・複合語などの見出し。→親見出し
ご【語】
1 単語。「むずかしい—の意味を調べる」 2 口に出して言う言葉。「—を続ける」「—を遮る」 3 ことわざ。成句。特に、軸物に書いたもの。賛や詩に対していう。
ごろ‐あわせ【語呂合(わ)せ】
1 ことわざや成句などに口調・音声を似せて、意味の異なるこっけいな句を作る言語遊戯。「猫に小判」を「下戸(げこ)に御飯」、「一つ積んでは父のため」を「一つ脱いでは質の種」の類。天明(1781〜1...
じ‐ぐち【地口】
1 世間でよく使われることわざや成句などに発音の似通った語句を当てて作りかえる言語遊戯。「下戸(げこ)に御飯」(猫に小判)などの類。上方では口合いという。 2 道路に沿った敷地の長さ。また、家屋...
じゅく‐ご【熟語】
1 2字またはそれ以上の漢字で書かれる漢語。熟字。「幸福」「美女」など。 2 二つまたはそれ以上の単語が合わさって、一つの単語として用いられるようになったもの。複合語。合成語。 3 慣用によって...