くものいと【蜘蛛の糸】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「蜘蛛糸梓弦(くものいとあずさのゆみはり)」。金井三笑作詞、初世佐々木市蔵作曲。明和2年(1765)江戸市村座初演。土蜘蛛の精が、切り禿(かむろ)の少女・...
む‐が【無我】
[名・形動] 1 我欲・私心のないこと。無心であること。また、そのさま。「—の愛」「—の境地」「—ナ人」〈日葡〉 2 《(梵)anātmanの訳》仏語。万物に内在し常恒不変である実体などは存在し...
むが‐あい【無我愛】
我欲のない真の愛情。没我の愛。
むが‐むしん【無我無心】
我欲やよこしまなところのない純粋な心。「—の小児の時から」〈独歩・牛肉と馬鈴薯〉
むなし・い【空しい/虚しい】
[形][文]むな・し[シク] 1 空虚である。内容がない。「—・い言葉」 2 無益である。むだである。かいがない。「—・く時が過ぎる」「奮闘—・く敗退する」 3 かりそめである。はかない。「—・...