が‐けん【我見】
1 自分だけの偏った見方や狭い考え。 2 ⇒我執(がしゅう)2
が‐しゅう【我執】
1 自分中心の考えにとらわれて、それから離れられないこと。我を通すこと。また、その気持ち。「—にとらわれる」 2 仏語。人には常住不変の実体があるとする誤った考え。我見。
が‐せい【我精/我勢】
[形動] 1 骨身を惜しまずに働くさま。勤勉なさま。「とても昔の様に—に働く事は出来ないのさ」〈漱石・道草〉 2 勝ち気で意地っ張りなさま。元気なさま。「—な老母と並んで大人し過ぎるくらい控目に...
が‐そう【我相】
1 仏語。実体としての自我があるとして固執する考え。 2 自己の学問・財産・身分などを鼻にかけて他人を軽蔑すること。
がた‐ひし【我他彼此】
仏語。自分と他人、あれとこれと、物事が対立して決着しないこと。
が‐づ・よい【我強い】
[形][文]がづよ・し[ク]我が強い。強情である。「あの—・い按摩に追いかけられる夢で苦しめられた」〈志賀・児を盗む話〉
がでん‐いんすい【我田引水】
《自分の田に水を引く意から》物事を、自分に都合のいいように言ったりしたりすること。我が田へ水を引く。「—の説」
がにはり‐もの【我に張り者】
我を張り通す人。強情者。「理を非に曲げて東路へ、帰れといふほど—」〈浄・双生隅田川〉
が‐はらみつ【我波羅蜜】
仏語。四波羅蜜の一。完全な主体的自我を完成させる修業。
が‐まん【我慢】
[名・形動](スル) 1 耐え忍ぶこと。こらえること。辛抱。「彼の仕打ちには—がならない」「ここが—のしどころだ」「痛みを—する」 2 我意を張ること。また、そのさま。強情。「—な彼は…外(うわ...