よつぎそが【世継曽我】
古浄瑠璃の一。時代物。五段。近松門左衛門作。天和3年(1683)京都宇治加賀掾芝居で初演。曽我兄弟あだ討ちの後日譚。
わ【我/吾/和】
[代]一人称の人代名詞。われ。わたくし。「大野山霧立ち渡る—が嘆くおきその風に霧立ち渡る」〈万・七九九〉
[接頭]名詞・代名詞に付く。 1 親愛の情を表す。「—おとこ」「—ぎみ」「保つべき様...
わぬ【我/吾】
[代]一人称の人代名詞。「われ」の上代東国方言。「うべ児なは—に恋ふなも立(た)と月(つく)のぬがなへ行けば恋(こふ)しかるなも」〈万・三四七六〉
われ【我/吾】
[代] 1 一人称の人代名詞。わたくし。わたし。「—は海の子」 2 反射代名詞。その人自身。自分自身。おのれ。「—を超越する」 3 二人称の人代名詞。おまえ。なんじ。「そりゃ—が勝手了簡の聞き損...
われはわれ【我は我】
大谷句仏の句集。昭和13年(1938)刊行。
われ‐われ【我我】
[代] 1 一人称の人代名詞。「われ」の複数。わたくしたち。われら。「—の出る幕ではない」 2 一人称の人代名詞。単数を表す。へりくだる気持ちを含んでいう語。わたくし。「—はことのほか酔ひて」...
わろ【我】
[代]「われ」の上代東国方言。「—旅は旅と思(おめ)ほど家(いひ)にして子持(め)ち痩(や)すらむ我が妻(み)かなしも」〈万・四三四三〉