て‐の‐もの【手の物】
1 手にはいったもの。また、手にしているもの。「名器が—となる」「—を渡す」 2 自分の自由に扱えるもの。得意とするもの。おてのもの。「我が身の上の事は—と」〈咄・御前男・二〉
て‐ぶり【手振り】
1 手を振ること。手を動かすこと。また、その手つき。「身ぶり—で説明する」 2 取引所で、場立ちが売買のための合図を手で示すこと。また、その場立ち。 3 競り市などで、競り人が値段をつけるために...
テロたいさく‐とくべつそちほう【テロ対策特別措置法】
1 《「平成13年9月11日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議...
手(て)を砕(くだ)・く
さまざまに工夫をこらす。「この度我と—・き合戦仕り候はずは」〈太平記・二六〉
手(て)を下(さ)・げる
1 あやまる。謝罪する。「我等様々—・げ、詫び言して」〈甲陽軍鑑・二五〉 2 へりくだる。下手(したで)に出る。「両親(ふたおや)この世にあるならば家にかかへし奉公人、何—・げて頼まれう」〈人・...
手(て)を舐(ねぶ)・る
手につばをつけて意気込む。「我をとく得んと、—・りつる軍ども」〈宇治拾遺・八〉
てん‐げ【天下】
「てんか(天下)」に同じ。「天上—唯我独尊」
てんごう‐ぐち【てんがう口】
冗談を言うこと。冗談口。「順才様の—、さやうな義は御無用になされませ」〈伎・小袖曽我〉
てん‐ごく【諂曲】
[名・形動ナリ]自分の気持ちをまげて人にこびへつらうこと。また、そのさま。「我を、あるが中に、ざえなく心—なりと、かくいふ、はづかしきこと」〈大鏡・道長下〉
てん‐し【天使】
1 天界にあり、神の使者として人間に神意を伝えたり、人間を守護したりすると信じられるもの。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教などにみられる。エンゼル。 2 心の清らかな、やさしい人のたとえ。「白衣...