こ‐ぐち【虎口】
1 城郭や陣営などの最も要所にある出入り口。小口。「一人も助けてやらじものをと、—に立ってぞ待ちかけたる」〈謡・烏帽子折〉 2 合戦などで、最も重要な局面。また、極めて危険な戦い。〈日葡〉
コシャマインき【コシャマイン記】
鶴田知也の短編小説。アイヌの若き部族長コシャマインと和人との戦いを、叙事詩的に表現した作品。昭和11年(1936)発表。同年、第3回芥川賞受賞。
コシャマイン‐の‐たたかい【コシャマインの戦い】
康正3年(1457)、北海道渡島半島で、首長コシャマインに率いられたアイヌ諸部族が和人の圧迫に対して起こした戦い。和人によるアイヌ少年殺害を機に蜂起、多くの和人の館を占領したが、まもなく鎮圧され...
こ‐せん【故戦】
中世の私闘で、戦いをしかけること。また、その人。
こ‐せんじょう【古戦場】
昔、戦いのあった所。
こぜき【小関】
岐阜県不破郡関ヶ原町の地名。不破関(ふわのせき)に付属する関があった。関ヶ原の戦いで、石田三成の本陣が置かれた所。
コバリド【Kobarid】
スロベニア西部の町。イタリアとの国境に近く、ソチャ川上流に位置する。この地における第一次大戦中のイタリア軍の戦い(カポレットの戦い)と敗走は、ヘミングウェイの長編小説「武器よさらば」に描かれた。...
こまきながくて‐の‐たたかい【小牧長久手の戦い】
天正12年(1584)尾張の小牧・長久手で、徳川家康が織田信雄(おだのぶかつ)を助けて羽柴秀吉と対戦した戦い。
コンスタンティヌス‐の‐がいせんもん【コンスタンティヌスの凱旋門】
《Arco di Costantino》イタリアの首都ローマにある古代ローマ時代の凱旋門。後にローマ皇帝となるコンスタンティヌスが政敵だったマクセンティウスとの戦いで勝利したことを記念し、315...
こん‐せん【混戦】
1 敵味方が互いに入り乱れて戦うこと。また、その戦い。「三つどもえの—」 2 どちらが勝つか予想できないような戦い。「—模様」