いちばん‐のり【一番乗り】
[名](スル) 1 戦場で、第一番に敵陣や敵城に攻め込むこと。また、その人。 2 ある場所に最初に到着すること。また、その人。「甲子園に—したチーム」
いちばん‐やり【一番槍】
1 戦場で最初に敵陣に槍を突き入れること。また、その人。 2 最初に手柄をたてること。また、その人。
いちフィート‐うんどう【一フィート運動】
米国公文書館などが所有する沖縄戦の記録フィルムを買い取る市民運動。テンフィート運動にならい、1人1フィート分として100円の寄付を呼びかけ、フィルムを収集した。昭和58年(1983)開始、平成2...
いちむあんふうりゅうき【一夢庵風流記】
隆慶一郎による長編の歴史小説。剛勇の武士にして風流人でもあった戦国時代末期の傾奇者(かぶきもの)前田慶次郎の生き様を描く。「週刊読売」誌に連載ののち、平成元年(1989)に刊行。第2回柴田錬三郎...
い‐ちょう【帷帳】
1 室内に垂れ下げて隔てとする布。とばり。垂れ絹。 2 幕をめぐらして作戦計画を立てる所。本営。本陣。帷幄(いあく)。
いっこう‐いっき【一向一揆】
室町・戦国時代に近畿・北陸・東海地方に起こった一向宗(浄土真宗)門徒の一揆。僧侶、門徒の農民を中心に、名主・地侍が連合して、守護大名・荘園領主と戦った。加賀一揆のように一国を支配したものもあった...
いっ‐しゅう【一蹴】
[名](スル) 1 けとばすこと。「追いすがろうとする猪熊の爺(おじ)を、太郎が再び—して、灰の中に倒した時には」〈芥川・偸盗〉 2 すげなくはねつけること。「抗議を—する」 3 簡単に相手を負...
一将(いっしょう)功(こう)成(な)りて万骨(ばんこつ)枯(か)る
《曹松「己亥歳」から》一人の将軍の輝かしい功名の陰には、戦場に命を捨てた多くの兵士がある。成功者・指導者ばかりが功名を得るのを嘆く言葉。
いっしん‐いったい【一進一退】
[名](スル)進んだり退いたりすること。また、事態がよくなったり悪くなったりする状態。「戦況は—を繰り返す」「病状が—する」
いっ‐せん【一線】
1 1本の線。糸すじ状の1本。 2 戦いで敵と直接ぶつかる隊列。また仕事などで、最も活動する位置。第一線。「—に配属される」「—の記者」「—から退く」 3 はっきりしたくぎり。けじめ。「公私の間...