ワイカブバク【Waikabubak】
インドネシア南部、小スンダ列島中部のスンバ島の町。同島西部の中心地。毎年雨季の終わりに、パソーラとよばれる騎馬戦に似た宗教行事が行われることで有名。
わい‐ぐん【淮軍】
中国、清末の1861年、曽国藩(そうこくはん)の命を受けた李鴻章(りこうしょう)が、郷里の安徽省合肥県の団練を組織した郷勇。太平天国軍・捻軍(ねんぐん)の討伐に功をあげたが、のち清仏戦争・日清戦...
ワイマール‐きょうわこく【ワイマール共和国】
第一次大戦後成立したドイツ共和国の通称。十一月革命(ドイツ革命)を指導した社会民主主義勢力が、1919年にワイマールで国民議会を開き、ワイマール憲法を制定して、18の連邦からなる共和国として成立...
わかくさものがたり【若草物語】
《原題Little Women》オルコットの自伝的長編小説。1868年に第一部、翌年第二部を発表。南北戦争時代のアメリカを舞台に、マーチ家の4人姉妹の暮らしを描く。姉妹の成長後の姿を描いた続編も...
わがあねのき【わが姉の記】
河内仙介の小説。昭和18年(1943)刊。発表当時、反戦小説とみなされ批判を受けた。
わけ‐め【分け目】
1 物を分けた境の所。「髪の—」 2 物事がどちらに決定するかの境目。わかれめ。「成否の—にさしかかる」「天下—の合戦」
禍(わざわい)を転(てん)じて福(ふく)と為(な)す
《「戦国策」燕策から》わざわいに襲われても、それを逆用して幸せになるように取り計らう。 [補説]「禍を変じて福となす」とするのは誤り。
わし【和紙】
東野辺薫の短編小説。戦時下の東北を舞台に、紙漉(す)きの村に生きる人々を描く。昭和18年(1943)発表。同年、第18回芥川賞受賞。
ワシャクトゥン【Uaxactún】
グアテマラ北部、ペテン県東部にあるマヤ文明の遺跡。ティカルの北約20キロメートルに位置する。古典期にティカルとの戦いに敗れ、その支配下で栄えたとされる。太陽の運行に基づいて築かれた建造物群が残っ...
ワシントン‐ハイツ【Washington Heights】
米国ニューヨーク市マンハッタン北部の地区名。名称の由来となったワシントン砦(とりで)がある。
第二次大戦後、東京の代々木に建設された米軍住宅。昭和21年(1946)建設。昭和39年(1964...