きり‐かね【切(り)金/截り金】
1 仏画や仏像の装飾に使う技法。細長く切った金や銀の箔を用いて、衣などに繊細華麗な文様を描き出す。平安時代から鎌倉時代にかけて盛行した。 2 金銀の薄板を小さく切って、蒔絵(まきえ)の中にはめ込...
きり‐くち【切(り)口/截り口】
1 物を切った面。切断面。小口(こぐち)。 2 切り傷の口。 3 切る手並み。また、方法。物事を批判したり分析したりするときの、着眼や発想のしかたなど。「新しい—で批評する」 4 封をした袋など...
き・る【切る/斬る/伐る/截る/剪る】
[動ラ五(四)] 1 つながっているものを断ったり、付いているものを離したりする。特に、刃物などでものを分け離す。「枝を—・る」「爪(つめ)を—・る」「二センチ角に—・る」 2 ㋐刃物などで人...
さい‐きん【細金/截金】
金や銀の薄板をいろいろな形に切ったもの。きりかね。
さい‐ぜん【截然】
[ト・タル][文][形動タリ]「せつぜん(截然)」の慣用読み。
さい‐だん【截断】
[名](スル)「せつだん(截断)」の慣用読み。
せっこつ‐じゅつ【截骨術】
⇒骨切り術
せっ‐し【切枝/截枝】
樹木の枝を切りとり、切り口に新しい枝を発芽させること。
せっ‐とう【截頭】
頭部を切り取ること。また、植物の花や葉の、先端が平らに切り取られたような形状。
せっとう‐すいたい【截頭錐体】
錐体の頭部を底面に平行な面で切り取ったときの残りの部分。円錐台・角錐台など。