はん‐ど【半戸】
普通よりも高さの低い戸。関東地方では、しばしば窓をさす。
ばん‐こ【万戸】
1 多くの家。「千家—の安楽は」〈中村訳・西国立志編〉 2 1万戸の領地。広大な領地。また、その領主。「禄—に過ぎたり」〈太平記・二六〉
ひき‐ど【引(き)戸】
鴨居(かもい)と敷居の溝にはめ込み、左右に開閉する戸。遣(や)り戸。
ひきわけ‐ど【引(き)分け戸】
2枚の戸を1本の溝に並べてはめ、左右に引き分けて開ける戸。
ひよどり‐じょうご【鵯上戸】
ナス科の蔓性(つるせい)の多年草。野原などに生える。全体に軟毛が密生し、葉柄で他に絡みつく。葉は卵形。夏から秋、葉と対生して花柄を出し、白い花を下向きにつける。花びらは5裂し、反り返る。実は丸く...
ひらき‐ど【開き戸】
蝶番(ちょうつがい)・枢(とぼそ)などを軸として前後に開閉する戸。片開き戸・両開き戸・観音開き戸などがある。
ひらど【平戸】
長崎県北部の市。北松浦半島の一部と平戸島・生月(いきつき)島・的山(あづち)大島などからなる。もと松浦氏の城下町で、古くから中国大陸との交易の根拠地。鎖国まではオランダ・イギリスなどとの貿易港と...
ふき‐いど【吹(き)井戸/噴(き)井戸】
「吹き井」に同じ。
ふくろ‐ど【袋戸】
袋棚の襖(ふすま)戸。
ふ‐こ【封戸】
《「ふご」とも》律令制で、食封(じきふ)の制により、位階・官職・勲功によって朝廷から授けられた課戸(かこ)。また、その制度。封。→食封