いのうえ‐いんせき【井上因碩】
囲碁棋士。井上家は江戸幕府の碁所(ごどころ)家元四家の一。江戸初期の中村道碩を祖とし、2世から代々井上因碩を名のる。
いのうえ‐でん【井上伝】
[1789〜1869]江戸末期の筑後久留米の女性。久留米絣(くるめがすり)の創案者。
いのうえ‐りゅう【井上流】
日本舞踊京舞の流派の一。女舞で、江戸末期に初世井上八千代が創始。京都祇園に勢力をもつ。
いのうら‐せと【伊ノ浦瀬戸】
⇒針尾瀬戸
い‐の‐こ【亥の子】
1 陰暦10月の亥の日。この日に亥の子の祝(いわい)を行い、また、江戸時代には炬燵(こたつ)を開く日とされた。《季 冬》「臼(うす)音は麓の里の—かな/鳴雪」→十日夜(とおかんや) 2 「亥の子...
いのち‐やま【命山】
津波や洪水などで地域が浸水した際に避難するための築山。 [補説]静岡県袋井市には江戸時代に造られた「大野命山」「中新田命山」が残り、県の指定文化財となっている。また平成25年(2013)には約1...
い‐の‐なか【井の中】
1 水をいう女房詞。 2 井戸の中。→井(い)
イノンド
《(スペイン)eneldoから》セリ科の多年草。葉は羽状に切れ込む。夏、黄色い小花を多数つける。果実は楕円形で平たく、翼があり、ピクルスなどの香辛料や薬用にする。南ヨーロッパやイランの原産で、江...
い‐はい【位牌】
死者の戒名・法名などを記した木の札。禅僧によって中国からもたらされ、江戸時代に一般化した。
いばらき【茨城】
関東地方北東部の太平洋側の県。もとの常陸(ひたち)国全域と下総(しもうさ)国北西部を占める。県庁所在地は水戸市。人口296.9万(2010)。