ながさき‐こう【長崎港】
長崎県長崎市にある港。重要港湾の一で、管理者は長崎県。元亀2年(1571)開港。江戸幕府による鎖国中は、唯一の貿易拠点として出島が置かれた。安政6年(1859)、日米修好通商条約により開港場とな...
ながさき‐は【長崎派】
江戸時代、長崎に興った絵画の諸派の総称。外国から伝来した絵画の影響を受け、南蘋(なんぴん)派・南宗画派・北宗画派・洋画派など多様な展開をみた。
ながさき‐ぶぎょう【長崎奉行】
江戸幕府の職名。遠国奉行の一。老中に属し、長崎の民政、貿易・船舶などの管理、諸外国の動静監視および海防などをつかさどった。
ながさき‐ぼうえき【長崎貿易】
江戸幕府の鎖国後、長崎を通じて行われた対外貿易。相手国は中国・オランダの2国に限られた。主な輸入品は生糸・薬品・書籍、輸出品は銀・銅・海産物。輸入品は長崎会所で一括購入され、入札により国内商人に...
なが‐ざお【長竿/長棹】
《「ながさお」とも》 1 長いさお。さお竹・釣りざおなどの長いもの。 2 長持をいう女房詞。 3 《長いさおで、帰り客の舟を岸から突き離したからという》江戸時代、遊女が客を冷淡にあしらうこと。ま...
な‐がしら【名頭】
1 人の姓または名の最初の文字。名前の頭(かしら)字。「人の—の字を花もて現したるにぞありける」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 源・平・藤(とう)・橘(きつ)など、姓氏の頭の字を列記したもの。江戸時代...
ながた【長田】
神戸市の区名。昭和20年(1945)林田(はやしだ)区と須磨区の一部とを合わせて成立。
ながた‐じんじゃ【長田神社】
神戸市長田区にある神社。祭神は事代主神(ことしろぬしのかみ)。開運・産業の神とされる。
なが‐たずね【永尋ね】
江戸時代、逃亡した罪人を期限をつけずに長年月かかって捜索したこと。60年過ぎると時効になった。
なが‐つぼね【長局】
宮中や江戸城大奥などで、長い1棟の中をいくつもの局(女房の部屋)に仕切った住まい。また、そこに住む女房。局町(つぼねまち)。