ふかい‐しどうけん【深井志道軒】
[1680ころ〜1765]江戸中期の講釈師。京都の人。名は新蔵。別号、一無堂。江戸へ下り、浅草寺境内で軍談講釈を演じた。「風流志道軒伝」のモデル。著「元無草」など。
ふかがわ【深川】
東京都江東区北西部の地名。富岡八幡宮の門前町。江戸時代は木材の集散地、木場(きば)として繁栄。もと東京市の区名で、江東区の西半分を占めていた。
ふ‐がく【富岳/富嶽】
富士山の異称。「—百景」
(富岳)理化学研究所と富士通が、京(けい)の後継機として開発したスーパーコンピューター。高い電力効率と京の100倍の実行性能を目指す。理化学研究所計算科学研究機構(...
ふがくさんじゅうろっけい【富嶽三十六景】
江戸後期の錦絵(にしきえ)。葛飾北斎作。全46図。浮世絵に風景画の分野を開く。
ふきあい【葺合】
兵庫県神戸市の旧区名。昭和55年(1980)生田区と合併して中央区となる。
ふき‐あげ【吹(き)上げ/噴(き)上げ】
1 (吹き上げ)低い所から風が吹き上がってくること。また、その場所。 2 水・温泉などを高くふき上げること。また、その装置や場所。特に、噴水。 3 室町末期から江戸時代にかけて行われた女性の...
ふきあげ‐ぎょえん【吹上御苑】
皇居の内苑。江戸城西の丸の西側にあたる。江戸時代中期には庭園を管理する吹上奉行がおかれた。現在は、吹上御所がある。
ふき‐い【吹(き)井/噴(き)井】
水がたえずふき出ている井戸。吹き井戸。《季 夏》
ふきゅうさんぽう【不朽算法】
江戸時代中期の和算書。和算家(数学者)、安島直円の著。円理や方程式など、自身の数学研究を集成したもの。
ふき‐わ【吹(き)輪】
江戸時代の女性の髪形の一。髷(まげ)の輪を高く大きく結ったもの。大名の子女などが結った。