へや‐がしら【部屋頭】
1 各相撲部屋の中で、現役を引退して部屋に入り、後進の指導や世話をする者。若者頭。 2 江戸時代、諸大名の江戸屋敷に出入りする小者(こもの)や人足などの長。
へや‐ご【部屋子】
1 部屋住みの人。親がかりの人。 2 江戸時代、大名屋敷で御殿女中に召し使われた少女。部屋方(へやがた)。 3 武家屋敷の奉公人の部屋にいる食客。 4 若い歌舞伎役者で、親方のもとに預けられて修...
へや‐もち【部屋持(ち)】
1 自分専用の部屋を持つこと。また、その人。 2 《「部屋持ち女郎」の略》江戸吉原の遊郭で、自分の部屋を持つ女郎。座敷持ちの下位で、揚げ代は昼夜一分(いちぶ)から二分。
へんか‐あさがお【変化朝顔】
アサガオの変種。江戸時代に流行し、花びらが八重になるもの、糸状に裂けるもの、斑(ふ)が入るものなどさまざまな品種が作られた。
へん‐がく【扁額】
門戸や室内などに掲げる横に長い額。横額(よこがく)。
へん‐せい【編製】
[名](スル)戸籍などを新しくつくること。「婚姻により新戸籍を—する」
へん‐せき【編籍】
戸籍をつくること。
へん‐とつ【褊綴/褊裰】
褊衫(へんさん)と直裰(じきとつ)とを折衷した羽織のような僧衣。脇裾を15センチほど縫っていない。空也堂の鉢叩(はちたた)きが着たが、江戸時代には医師などが着用。へんてつ。
べ【部】
大化の改新以前、大和政権に属した人々の集団。朝廷・皇族・豪族の支配のもとに労力や貢物を提供した。朝廷に属する品部(しなべ)は馬飼(うまかい)部などのように職能名をつけてよばれ、皇族に属する名代(...
べい‐さつ【米札】
江戸時代の藩札の一。米を兌換(だかん)準備としたもので、米の量とその金銭に換算した額が記してある。米券。