みつい‐ざいばつ【三井財閥】
明治以後、三井家によって形成された財閥。江戸時代の代表的な豪商であった三井家が明治前半に政商として発展。明治42年(1909)設立の持株会社三井合名会社を中心として金融・軽工業・商業・鉱山など広...
みつ‐おり【三つ折り】
1 三つに折ること。また、その折ったもの。 2 「三つ折り絎(ぐけ)」に同じ。 3 江戸時代の男子の髪形の一。元結・髷(まげ)・刷毛先(はけさき)と三つに折る形のもの。身分の低い者が結った。 4...
み‐つけ【見付/見附】
1 枡形(ますがた)をもつ城門の外側に面する部分。見張りの番兵を置いた。俗に江戸城には36見付があったといわれ、現在は四谷見付・赤坂見付などが呼称として残る。 2 建築で、部材の正面。また、その...
みつけ【見附】
新潟県中部の市。江戸時代にはつむぎの見附結城の産地として知られ、現在は化繊織物やニット生地を生産。人口4.2万(2010)。
みつ‐どうぐ【三つ道具】
三つ一組になった道具。 1 江戸時代、罪人を捕らえるのに用いた、突棒(つくぼう)・刺股(さすまた)・袖搦(そでがらみ)。 2 拘禁に用いる、手かせ・足かせ・首かせ。 3 懐中道具の、きり・小刀・...
みつ‐ば【三つ葉】
1 葉が3枚あること。また、そのもの。 2 セリ科の多年草。山野に自生し、高さ約50センチ。葉は3枚の小葉からなり、柄が長い。夏、とうが立ち白い小花を多数つける。香りがあり、若葉は食用。江戸中期...
みつ‐ぶとん【三つ布団】
3枚重ねの敷布団。江戸時代、最高位の遊女の用いたもの。江戸吉原では客が贈るものとされた。
みつわ‐まげ【三つ輪髷】
女性の髪形の一。髻(もとどり)の末を三つに分け、左右に輪を作り、他の一つを中央で結んだもの。江戸時代、女師匠や妾(めかけ)などが好んだ。
みと【水戸】
茨城県中部の市。県庁所在地。那珂(なか)川下流にあり、中世は佐竹氏の、江戸時代は徳川御三家の一つ水戸家の城下町。偕楽園・弘道館などの史跡がある。人口26.9万(2010)。水府。
みと‐かいどう【水戸街道】
江戸時代、江戸から松戸を経て水戸に至る街道。現在の国道6号の一部にあたる。水戸道中。