みや‐ぶぎょう【宮奉行】
江戸幕府の職名。老中に属し、静岡久能山(くのうざん)の東照宮を警固した職。榊原(さかきばら)氏の世襲。久能奉行。久能門番。
みや‐みず【宮水】
兵庫県の西宮市から神戸市にかけての旧海岸地帯で、井戸に湧出する水。酒造用水として良質で、古くから灘(なだ)の酒に用いられる。
みょうおう‐いん【明王院】
滋賀県大津市にある天台宗の寺。山号は、北嶺山。開創は貞観元年(859)。開山は相応。比叡山の回峰行者の参籠所となり、葛川修験道の拠点ともなった。
広島県福山市にある真言宗大覚寺派の寺。山号は...
みょうが‐きん【冥加金】
1 神仏の利益(りやく)にあずかろうとして、また、あずかったお礼として、社寺に奉納する金銭。冥加銭。 2 江戸時代の雑税の一。商工業者などが営業免許や利権を得た代償として、利益の一部を幕府または...
みょうこう【妙高】
新潟県南西部にある市。南部は妙高戸隠連山国立公園に指定され、温泉やスキー場が多数ある。平成17年(2005)4月、新井市に妙高高原町、妙高村を編入し市名を変更。人口3.5万(2010)。
みょうこう‐こうげん【妙高高原】
新潟県南西部、長野県境近くにある高原。妙高山の東斜面に広がり、標高は700〜1200メートル。赤倉・池ノ平・妙高などの温泉や、別荘地・スキー場がある。妙高戸隠連山国立公園に属する。
みょうこうとがくしれんざん‐こくりつこうえん【妙高戸隠連山国立公園】
新潟・長野にまたがる山岳地域にある国立公園。平成27年(2015)、上信越高原国立公園から妙高・戸隠高原地域が分離して成立。黒姫山・野尻湖などを含む。
みょうじ‐ごめん【名字御免】
江戸時代、農民や町人などの庶民が名字を名のることを許されたこと。
みょうじ‐たいとう【名字帯刀】
名字を名のり、太刀を帯びること。江戸時代は武士の特権であったが、のち、特に家柄や功労によって庶民に対しても許された。
みょう‐せき【名籍】
名簿。または、戸籍簿。