めいわ‐じけん【明和事件】
明和3年(1766)江戸幕府が尊王論者の山県大弐(やまがただいに)・藤井右門らを謀反の疑いで捕らえ、翌年処刑した事件。関連して竹内式部も八丈島に遠島となった。明和の変。
めおと‐まげ【夫婦髷】
女性の髪形の一。江戸時代の末ごろ、20歳前後の女性の間に流行した。
めかり‐じんじゃ【和布刈神社】
福岡県北九州市にある神社。旧県社。祭神は、比売大神(ひめおおかみ)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)ほか。仲哀天皇または神功皇后の創建と伝えられる。和布刈の神事で名高い。隼人明神。速戸社。
めがねやなおじろう【眼鏡屋直次郎】
ねじめ正一の長編時代小説。江戸の眼鏡屋のひとり息子を主人公に、文政年間の日本の眼鏡事情を描いた娯楽作品。平成11年(1999)刊行。
めぎ‐しま【女木島】
香川県高松市の北方、備讃(びさん)諸島東部にある島。面積2.7平方キロメートル、周囲8.9キロメートル、最高点は216メートル。平地は少なく、麦・野菜などの畑作と沿岸漁業が行われている。かつて海...
めくり‐カルタ【捲りカルタ】
1 江戸後期、天明(1781〜1789)のころに流行したカルタ。また、それを用いて行う賭博(とばく)。48枚の札を1枚ずつめくり、手札との組み合わせなどで点数を競う。めくり札。 2 花札のこと。
め‐ぐみ【め組】
江戸時代、江戸の町火消しいろは四十八組の一。
めぐろぎょうにんざか‐の‐かじ【目黒行人坂の火事】
明和9年(1772)2月29日、目黒行人坂の大円寺から出火、江戸市街の大半を焼失した大火事。明暦の大火と並ぶ大火災として有名。
めし‐あわせ【召(し)合(わ)せ】
1 呼び出して対決させること。特に、相撲(すまい)の節(せち)の当日、左右の相撲人に勝負をさせたこと。 2 両方から引き合わせるようにした引き戸や障子。また、その合わさる部分。
めしたき‐おんな【飯炊き女】
1 飯炊きとして雇われている女。 2 江戸時代、大坂の曽根崎新地などの泊まり茶屋で、酒食の給仕をするとともに遊女を兼ねた女。