おおいなるげんえい【大いなる幻影】
戸川昌子の長編ミステリー小説。昭和37年(1962)発表。同年の第8回江戸川乱歩賞を受賞した、著者の作家デビュー作。
《(フランス)La Grande Illusion》フランスの映画。19...
おおうち‐びし【大内菱】
1 唐花菱(からはなびし)の一種。凹凸のある花菱。 2 江戸中期、元禄(1688〜1704)のころ流行したヒシの花の形の染め文様。周防の領主大内家の紋がヒシであったところからの名。
おおうら‐てんしゅどう【大浦天主堂】
長崎市南山手町にあるゴシック風のカトリック教会堂。日本現存最古の洋風建築で、二十六聖人殉教記念聖堂として元治元年(1864)完成。明治初期に改築。国宝。 [補説]平成30年(2018)、原城や平...
おお‐えど【大江戸】
江戸の美称。「—八百八町」
おおおかえちぜん【大岡越前】
テレビ時代劇。江戸南町奉行大岡忠相の活躍を描く。昭和45年(1970)放映開始。以後、断続的に15のシリーズ作品が製作・放映された。第一シリーズの監督は佐々木康、内出好吉ほか。
おおおか‐さばき【大岡裁き】
公正で人情味のある裁定・判決。江戸中期の名奉行といわれた大岡忠相の裁判に仮託していう。
おおおか‐せいだん【大岡政談】
江戸町奉行大岡忠相の名裁判を描いた講談・脚本・小説など。
おお‐おく【大奥】
1 江戸城内で、将軍の御台所(みだいどころ)(正妻)や側室が居住した所。将軍を除き、男子禁制。 2 貴人の奥方の居所。また、その奥方。
おおかみとしちひきのこやぎ【狼と七匹の子山羊】
《原題、(ドイツ)Der Wolf und die sieben jungen Geißlein》グリム童話に収録された話の一。オオカミが母ヤギのふりをして戸を開けさせ、留守番中の子ヤギたちを食...
おおかわばたゆうすずみず【大川端夕涼み図】
江戸後期の浮世絵師、鳥居清長の筆による竪(たて)大判の錦絵。川辺の床几(しょうぎ)台で夕涼みを楽しむ3人の女性の姿を描いたもの。国の重要文化財に指定。版画大川端夕涼み図。