こ‐ごしょ【小御所】
1 京都御所内の建物の一。紫宸殿(ししんでん)の東北にある。 ㋐室町時代、将軍参内のとき、休息したり装束を改めたりするために設けられた所。 ㋑江戸時代、天皇が幕府の使者、所司代、諸侯などを謁見し...
こさぶらい‐どころ【小侍所】
⇒こざむらいどころ
こざむらい‐どころ【小侍所】
1 鎌倉幕府の職名。幕府に宿直し、将軍に随行して警護に当たる役。承久元年(1219)設置。長官(別当)には北条氏一族を任じた。 2 室町幕府の職名。1に倣って設けられたもの。長官は所司とよぶ。
乞食(こじき)も場所(ばしょ)
何事をするにも場所選びは大切であることのたとえ。
こと‐どころ【異所】
1 ほかの所。別の場所。「ただ海の面を見渡したる程なむ、あやしく—に似ず、ゆほびかなる所に侍る」〈源・若紫〉 2 異国。外国。「—のものなれど、鸚鵡(あうむ)いとあはれなり」〈枕・四一〉
こどねり‐どころ【小舎人所】
宮中や公家・武家の屋敷などで、小舎人が詰めた部屋。
この‐ところ【此の所】
ちかごろ。最近。ここのところ。「—の雨で花が台なしだ」「—暑い日が続く」
こめ‐かいしょ【米会所】
1 江戸時代、米市の運営をまかされた役所。 2 明治9年(1876)以前の米穀取引所の旧称。
こめ‐どころ【米所】
良質の米を多く産することで有名な土地。「日本有数の—」
こもり‐ず【隠り処/隠り所】
草木などに覆われて、他から見えない場所。また一説に、水草に覆われて見えない沼や沢。「—の沢たつみなる岩根ゆも通りて思ふ君に逢はまくは」〈万・二七九四〉