みやすん‐どころ【御息所】
「みやすどころ」に同じ。「在中将、内にさぶらふに、—の御方より」〈大和・一六二〉
みやづかえ‐どころ【宮仕へ所】
宮仕えをする所。宮中などの奉公先。「家にても—にても、会はでありなむと思ふ人の来たるに」〈枕・二八〉
みや‐どころ【宮所/宮処】
1 皇居のある所。また、皇居。「藤原の—に幸(いでま)す」〈万・五〇・左注〉 2 神の鎮座する所。「松が根に浪(なみ)こす浦の—いつすみよしとあとをたれけん」〈続後撰・神祇〉
みょう‐しょ【妙所/妙処】
きわめてすぐれた箇所。いうにいわれない味わいのあるところ。
むしゃ‐どころ【武者所】
1 院の御所を警備する武士の詰め所。また、その武士。 2 建武政府が設置した京都の警備機関。新田氏一族を中心に64人の武士で構成。
む‐しょ【墓所】
「ぼしょ(墓所)」に同じ。「—へ参り候」〈謡・定家〉
むしょう‐しんりょうじょ【無床診療所】
入院施設のない診療所。→有床診療所
むじょう‐しょ【無常所】
墓場。墓地。「神明寺の辺に—設けて侍りけるが」〈拾遺・雑上・詞書〉
む‐にんしょ【無任所】
特定の任務を持たないこと。
むらくも‐ごしょ【村雲御所】
瑞竜寺(ずいりゅうじ)の異称。