きさご【細螺/喜佐古/扁螺】
ニシキウズガイ科の巻き貝。内海の砂泥地に埋もれて群生する。貝殻は低円錐状で、殻径3センチくらい。殻表は青黒色にタイル状模様がある。肉は食用、殻はおはじき・貝細工などに使う。きしゃご。ぜぜがい。《...
きさご‐はじき【細螺弾き】
キサゴの貝殻を散らして、指ではじき当てる子供の遊び。おはじき。きしゃごはじき。
きしゃ‐ご【細螺/喜佐古/扁螺】
「きさご」の音変化。
きしゃご‐はじき【細螺弾き】
「きさごはじき」の音変化。
ひら‐がね【平鉦/扁鉦】
仏具の叩(たた)き鉦。
ひら‐ぐも【平蜘蛛/扁蜘蛛】
体が平たいクモ。また、ヒラタグモの俗称。
ひらた‐あぶ【扁虻】
ハナアブ科の昆虫のうち、腹部の平たいものの総称。胸は黒くつやがあり、腹は橙黄色に黒の横帯をもつものが多い。食蚜蠅(しょくがばえ)。
ひらた‐きくいむし【扁木喰虫】
甲虫目ヒラタキクイムシ科の昆虫。体長約5ミリ。体は長くて扁平で、赤褐色または黒褐色。頭部は突き出し、複眼は大きい。幼虫は木材、特にラワン材を食害。
ひらた‐ぐも【平蜘蛛/扁蜘蛛】
クモの一種。体長約1センチ。体は平たく、頭胸部と脚は褐色、腹部は卵形で灰白色、背面に黒斑をもつ。人家などに普通にみられ、壁面に円形の白い巣を張る。
ひらた‐むし【扁虫】
甲虫目ヒラタムシ科の昆虫の総称。体は著しく扁平で、足の基部は球状。多くは樹皮下にすみ、また貯穀につく害虫もある。