て‐かけ【手掛(け)/手懸(け)】
1 器物の、手をかける所。「—穴」「—金物」 2 《手をかけて愛する者の意。「妾」とも書く》めかけ。そばめ。
てかけ‐ばら【手掛け腹/妾腹】
「めかけばら」に同じ。「御存じの通りお—のお姫様」〈浄・反魂香〉
て‐がかり【手掛(か)り/手懸(か)り】
1 手をかける所。よじ登るときにとりつく所。「—のない一枚岩」 2 問題を解決するためのいとぐち。「捜査の—をつかむ」「問題を解く—がない」
て‐が・ける【手掛ける/手懸ける】
[動カ下一][文]てが・く[カ下二] 1 みずからその物事を扱う。「—・けたことのない仕事」 2 心をこめて世話や指導をする。「私の—・けた生徒」