ちょうず‐ば【手水場】
1 便所のそばの手水を使う所。手洗い。 2 便所。かわや。
ちょうず‐ばち【手水鉢】
手を洗う水を入れておく鉢。
手水鉢(ちょうずばち)の金魚(きんぎょ)
癪(しゃく)に障る意をしゃれていう語。手水鉢には柄杓(ひしゃく)が添えてあるので、「杓に触る」と「癪に障る」を掛けたもの。
ちょうず‐ばん【手水番】
江戸幕府の職名。将軍の手水場に勤務したもの。
ちょうず‐や【手水舎】
神社・仏閣で、参詣者が手や顔を洗い口をすすぐための水盤を覆う建物。水盤舎。水屋。
ちょうず‐ゆ【手水湯】
手や顔を洗うときに用いる湯。
ちょうち‐ちょうち【手打ち手打ち】
《「てうちてうち(手打ち手打ち)」の音変化》両手を軽く打ち合わせて鳴らすこと。幼児をあやしたりするときにする。また、そのときに言う語。
ちょうちちょうち‐あわわ【手打ち手打ちあわわ】
[連語]幼児をあやすときのしぐさの一。「ちょうちちょうち」に続けて、その手を口に当てながら「あわわ」と言う。ちょちちょちあわわ。
ちょうな【手斧/釿】
《「ておの」の音変化》大工道具の一。直角に曲がった大きな平鑿(ひらのみ)に木製の柄をつけた鍬(くわ)形の斧(おの)。木材を荒削りしたのち平らにするのに用いる。
ちょうな‐なぐり【手斧擲り】
材木の表面を手斧で削って仕上げること。「—の柱」