てさげ‐きんこ【手提げ金庫】
手に持って移動できる小型の金庫。
て‐さし【手指(し)/手刺(し)】
屋外の労働などのとき、手や腕をおおうもの。手っ甲のようなものや、手袋状のものなどがある。
て‐さばき【手捌き】
1 手を使ってさばくこと。また、さばくときの手つき。「手品師の鮮やかな—」 2 相撲で、相手の攻撃に対処する方法。
て‐さるがく【手猿楽】
素人または他の芸能出身者の演じる能。また、その集団。室町後期に流行し、多くは職業化して大衆的な興行を行ったが、江戸時代に入って衰えた。
て‐ざいく【手細工】
1 手先でする細工。「すべて—の竹かご」 2 素人(しろうと)が人に頼まず自分の手でする細工。「—を楽しむ」
て‐ざお【手棹】
船がすれ違うときに、相手の船に突っ張って隔てるのに使う短い棹。
て‐ざかり【手盛り】
芸能などで、技術的に最も油ののった年ごろ。「初心の時分のわざ、—の振る舞ひ、年寄りての風体」〈花伝・七〉
て‐ざし【手差(し)】
1 指でさし示すこと。ゆびさし。 2 手で差し入れること。印刷機・コピー機などで、紙の差し込みを手動で行うこと。 3 手出しをすること。「脇から—もならず」〈浄・天の網島〉
て‐ざわり【手触り】
1 手でさわったときの感じ。手に受ける感触。「柔らかい—の服地」 2 そのものから直接受ける感じ。「いつになく—のあらい言葉を使う」〈漱石・吾輩は猫である〉
て‐しあげ【手仕上げ】
工作物の加工で、機械によらず、工具を用いて手作業で仕上げること。