て‐ないしょく【手内職】
袋貼り・縫い物など、手先を使ってする内職。
て‐なえ【手萎へ/攣】
手や腕が自由に動かないこと。「この経を受持する者(ひと)を謗(そし)らば…—躄(あしなへ)となり」〈霊異記・下〉
て‐なおし【手直し】
[名](スル)一応できあがったあとで、不完全な部分を直すこと。「法案を—する」
て‐なおり【手直り】
囲碁・将棋で、対局者間の手合い割りが改められること。多くは4番勝ち越したときに行われるが、昇段などによることもある。
て‐なが【手長】
1 手が長いこと。また、そのもの。 2 盗癖のあること。また、その人。 3 手長島に住み、手が非常に長いという想像上の人間。 4 宮中や貴人の家で、酒宴などの際に膳部を次の間まで運び、取り次ぎを...
てなが‐えび【手長蝦/草蝦】
テナガエビ科の甲殻類。川や湖に多くみられるエビで、体長9センチくらい。第1触角は3本に分かれる。雄の第2胸脚ははさみ状で長く、体長の2倍近い。食用。つえつきえび。たなかせ。《季 夏》「—溯(のぼ...
てなが‐ざる【手長猿】
霊長目テナガザル科の哺乳類の総称。類人猿の一。尾はなく、体のわりに前肢がきわめて長く、これを使って枝から枝へ渡り歩く。東南アジアの森林に分布し、樹上に群生。シロテテナガザル・フクロテナガザルなど...
てなが‐じま【手長島】
手の非常に長い人間が住むという想像上の島。
てなが‐だこ【手長蛸】
マダコ科のタコ。浅海の泥底に穴を掘ってすむ。全長約60センチ。胴に比べて腕が長い。第1腕は特に長く、頭胴長のおよそ5倍ある。食用。あしながだこ。
て‐なぐさみ【手慰み】
1 手先で物をもてあそぶこと。てすさび。「—に書を習う」 2 ばくち。