てまわし‐オルガン【手回しオルガン】
ハンドルを手で回して演奏する小型のオルガン。仕組みはオルゴールに似ており、ピンをつけたシリンダーを回転させると、ピンが鍵盤(けんばん)を押さえて音が出る。手回し風琴。街角で大道音楽師が使うことか...
てまわし‐はつでんき【手回し発電機】
ハンドルを手で回して内蔵されているモーターを回転させることで運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、発電する機械。
て‐まわ・す【手回す】
[動サ四]手配する。「布団を二帖ほど—・さんならんが」〈咄・臍の宿替〉
て‐まわり【手回り】
1 手の届くあたり。身のまわり。身近。また、身辺に置いて使うもの。「—の小間物」 2 常に身近に仕える者。また、身辺を護衛する者。「—少々御供にて」〈浄・嫗山姥〉 3 家計。暮らし向き。「—もよ...
てまわり‐どうぐ【手回り道具】
いつも身近に置いて使う道具。
てまわり‐ひん【手回り品】
いつも身辺に置いて使用する物品。また、旅行などをするときの携帯品。
て‐まんりき【手万力】
手でねじを締める小型の万力。小物を細工するときに用いる。
てみ‐きん【手見禁】
碁・将棋で、自分の手を見せないこと。また、相手の出方を見てから自分の手をやり直すのを禁じること。待ったなし。てみせきん。「千両の賭け—で座頭さし」〈柳多留・一九〉
て‐みじか【手短】
[形動][文][ナリ]簡単で短いさま。てっとりばやいさま。「用件だけを—に話す」
て‐みじか・い【手短い】
[形][文]てみじか・し[ク]簡略である。簡潔である。「貴方に御願い申して、—・く書いて頂きたいと思いまして」〈藤村・破戒〉