さい‐そう【才藻】
詩文を作る才能。文才。
さい‐ぞう【才蔵】
1 万歳(まんざい)で、太夫(たゆう)の相手を務め、鼓を打ち、こっけいなしぐさで人を笑わせる役。《季 新年》 2 相手の話に調子を合わせ、相づちばかり打つ人をあざけっていう語。
さいたら‐ばたけ【才太郎畑】
1 地獄と極楽との間にある、また、この世とあの世との間にあるとされる畑。「—のかがしかと、見るに付け聞くにふれ、あの世にたぐふぞあぢきなき」〈浄・二つ腹帯〉 2 どっちつかずであること。中途半端...
さい‐ち【才知/才智】
才能と知恵。「—にたける」
さい‐づち【才槌/木椎】
1 小形の木槌。 2 「才槌頭」の略。「此畜生(こんちきしょう)分らねえ—だな」〈円朝・真景累ヶ淵〉
さいづち‐あたま【才槌頭】
額と後頭部が突き出て、才槌のようなかっこうをした頭。
さい‐とく【才徳】
才知と徳行。
さい‐とり【才取り】
1 《「すあいとり」の音変化》売買の媒介をして手数料を取ること。また、それを業とする人。ブローカー。 2 足場の上にいる左官に、助手が下から壁土・漆喰(しっくい)などを渡すこと。また、その助手。...
さいとり‐かいいん【才取(り)会員】
東京証券取引所と名古屋証券取引所で、正会員である一般の証券会社間の売買を仲介していた証券会社。大阪証券取引所(現大阪取引所)では仲立(なかだち)会員と呼んだ。立会場での取り引きがなくなり、消滅した。
さいとり‐にん【才取り人】
才取り1を職業とする人。