さい‐ほう【才鋒】
ほこさきのように鋭い才気。
さいほう【財宝】
《「ざいほう」とも》狂言。和泉(いずみ)流では「才宝」。成人した三人の孫が、祖父の財宝の所に名を付けてもらいに行き、それぞれ面白い名をもらい、めでたく舞いはやす。
さい‐ぼう【才望】
才能と人望。才知のほまれ。
さい‐めい【才名】
才能があるという評判。
さいら・く【才らく】
[動カ四]学才がありそうに振る舞う。「文屋(ふや)の博士さかしだち—・きゐたり」〈紫式部日記〉 [補説]用例は、「ひひらく」の誤りとする説もある。
さい‐りゃく【才略】
才知と策略。知恵とはかりごと。「—にたけた人」
さい‐りょう【才量】
1 才知と度量。 2 物体の体積と量目(りょうめ)。めかた。「—だて運賃」
さい‐りょく【才力】
才知の働き。知恵の働き。
さい‐ろく【才六/采六/賽六】
1 若者を卑しめていう語。丁稚(でっち)。小僧。〈俚言集覧〉 2 人をののしっていう語。特に、江戸の者が上方の者をののしっていう。ぜえろく。「ヤレヤレ世話のやけた—どもだ」〈滑・早変胸機関〉 [...
さい‐わん【才腕】
物事を巧みに処理する才能と手腕。すぐれた腕まえ。「—を振るう」