ぽか
囲碁や将棋で、考えられないような悪い手を打つこと。転じて、するはずのないばかばかしい失敗。「—をやらかす」
ぽち
[名] 1 小さい点。また、小さい突起。ちょぼ。ぽつ。ぽっち。「字の横に—を打つ」 2 (関西地方で)雇い人や芸者への、心づけ。祝儀。チップ。 [接尾]⇒ぽっち[接尾]
ぽち‐ぽち
[副](スル) 1 「ぼちぼち1」に同じ。「—食事にしようか」「—売り切れになりそうだ」 2 「ぼちぼち2」に同じ。「雨垂れが—(と)落ちる」 3 「ぼちぼち3」に同じ。「—(と)黒点が...
ぽん‐ぽこ
[副]鼓などを打つ音や、そのさまを表す語。「—(と)腹鼓を打つ」 [形動]腹がふくれているさま。「食いすぎて腹が—になる」
まく‐ことば【幕詞】
武士が軍陣に用いた忌み詞。幕を張ることを場合に応じて言い分けたもの。味方のは「打つ」、敵の場合は「引く」、船には「走らかす」、座敷・桟敷などには「囲う」といった類。
まくり‐のみ【捲り飲み】
立て続けに飲むこと。飲みまくること。「酒盛りにかくれなき一騎当千の御肴(さかな)、磯打つ波の—」〈浄・女楠〉
負(ま)け博打(ばくち)のしこり打(う)ち
《「しこり打ち」は、熱中して打つこと》博打というものは、負ければ負けるほどますます熱中して打つものだ。
まね‐ご【真似碁】
囲碁で、相手の着手をまねて、それと対称の点に自分の石を打つこと。また、そのような碁。
まゆ‐あい【眉間】
眉と眉との間。みけん。「異形は手をのべ、百島が—を、割れてのけとはったと打つ」〈浄・用明天王〉
マレット【mallet】
木槌(きづち)。ポロやクロッケーなどのスポーツで球を打つもの。また、マリンバやビブラフォンなどの打楽器を打つものについてもいう。