ひ【批】
[音]ヒ(慣) [学習漢字]6年 1 つきあわせて良否をきめる。「批正・批判・批評/高批」 2 主権者が決裁する。「批准」
ひ‐じゅん【批准】
[名](スル)《「批」は表奏の末尾に天子が可否の決裁を書き示す意。「准」は許す意》全権委員が署名した条約に対する、当事国における最終的な確認・同意の手続き。日本では内閣が行うが、国会の承認を必要...
ひじゅん‐しょ【批准書】
条約に対する国家の確認・同意を示す文書。この文書の交換または寄託によって条約の効力が生じる。
ひ‐せい【批正】
[名](スル)批評して誤りを正すこと。「御—を乞う」「友人の論文を—する」
ひ‐てん【批点】
1 詩歌や文章を批評して評点をつけること。訂正する所や要所などに点を打つこと。また、その点。 2 非難すべき点。欠点。きず。
批点(ひてん)を打(う)・つ
1 詩歌・文章などに評点を加える。 2 欠点を指摘して攻撃する。「葉子のする事為す事に—・ちながらも」〈有島・或る女〉
ひ‐なん【非難/批難】
[名](スル)人の欠点や過失などを取り上げて責めること。「不実な態度を—する」
ひ‐はん【批判】
[名](スル) 1 物事に検討を加えて、判定・評価すること。「事の適否を—する」「—力を養う」 2 人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。「周囲の—を受ける」「...
ひはん‐しゅぎ【批判主義】
《(ドイツ)Kritizismus》 1 批判的精神によって物事に対応する思想傾向。批評主義。 2 哲学で、カントおよびカント学派の立場。人間の認識能力の吟味によって認識を可能にさせる条件・限界...
ひはん‐てき【批判的】
[形動]批判する態度や立場をとるさま。否定的に批評するさま。「—な内容の文書」