しょう‐いん【承允】
[名](スル)聞き入れ承知すること。「薬材を秤量せんことを勧めければ、卯格林(ヴーケリン)これを—せり」〈中村訳・西国立志編〉
しょう‐いん【承引】
[名](スル)承知して引き受けること。承諾。「会長就任の要請を—する」
しょうち‐ずく【承知尽く】
互いに承知のうえであること。納得ずく。
しょうち‐の‐すけ【承知之助】
承知しているということ、引き受けたということを人名になぞらえていう語。「おっと—だ」
しょうち‐の‐まく【承知の幕】
《江戸時代、役者の間で使われた語から》承知していること。「『あい、そんならざっとやらかしておくれ。垢はよらずといいよ』『おっと—さ』」〈滑・浮世風呂・三〉
しょう‐ふく【承服/承伏】
[名](スル)《古くは「しょうぶく」「じょうふく」とも》相手の言うことを承知してそれに従うこと。「とても—しかねる条件」
しょう‐りょう【承領/承了】
[名](スル)聞き入れること。承知すること。了承。「辞職の事は…之を—せり」〈新聞雑誌一〇・附録〉
しょ‐ちゅう【書中】
書籍・文書・手紙文の中。また、そこに書いてある文句。「—の趣承知致しました」
じか‐だん【直談】
[名](スル)「直談判」に同じ。「—して承知させる」
じゅう‐じゅう【重重】
[副] 1 同じことを何度も繰り返すさま。かさねがさね。「—の不始末、なにとぞお許しください」 2 十分であるさま。よくよく。「—承知の上のことです」
[名] 1 幾重にもかさなっていること...