ぱき‐ぱき
[副](スル) 1 機敏で手ぎわよいさま。「—(と)部下に指示する」「—(と)した話しぶり」 2 細く堅い物が連続して折れる音や、そのさまを表す語。「小枝を—(と)折る」
ひだり‐おり【左折り】
物を左に折ること。特に、烏帽子(えぼし)の上部を左に折ること。「三番の—に折りて給はり候へ」〈謡・烏帽子折〉
ふたつ‐おり【二つ折り】
1 二つに折ること。また、そのもの。「紙を—にする」 2 江戸時代に行われた男性の髪形。髻(もとどり)から髷(まげ)を二つに折り返し、根の部分で結んだもの。
筆(ふで)を断(た)・つ
「筆を折る」に同じ。
ふん‐すい【噴水】
1 ふき出る水。「—器(=ポンプ)」 2 公園などの池の中に設けられる、水がふき出るように作った装置。また、その水。ふきあげ。噴泉。《季 夏》「—の穂を折る風の出て過ぎぬ/立子」
へし‐お・る【圧し折る】
[動ラ五(四)] 1 物に押しつけるなどして曲げて折る。力を入れて一気に折る。「腕を—・る」 2 勢いをそぐ。気勢をそぐ。「芸者らしい涼しさがなく、—・られた可愛いさであった」〈康成・童謡〉
ペンを折(お)・る
執筆活動を中止する。筆を折る。
ほっ‐き【発起/発企】
[名](スル) 1 思いたって事を始めること。「自分が—し、…村のために始めた道路愛護会の」〈島木健作・続生活の探求〉 2 仏語。 ㋐悟りを求める心を起こすこと。発心。 ㋑「倶舎論」などで、迷い...
ほどろ
ワラビの穂が伸びすぎてほうけたもの。また、ワラビのこと。「なほざりに焼き捨てし野の早蕨(さわらび)は折る人なくて—とやなる」〈山家集・上〉
ほね‐お・る【骨折る】
[動ラ五(四)]大いに労をとる。尽力する。骨を折る。「会社の再建に—・る」