かい‐せつ【回折】
[名](スル)波が障害物に遮られたとき、その物陰の部分にも波がまわりこんで伝播する現象。波に特有の現象で、海波・音波・光波やX線のほか、波動性をもつ電子線や中性子線でもみられる。
かいほう‐こっせつ【開放骨折】
⇒複雑骨折
かし‐おり【菓子折(り)】
菓子を入れた折り箱。主として贈答に用いる。
きゅう‐せつ【九折】
坂道などで、曲折が多いこと。つづらおり。「—の道」
きょく‐せつ【曲折】
[名](スル) 1 曲がりくねること。折れ曲がること。「人通りの少ない夜寒の小路を—して」〈漱石・こゝろ〉 2 物事がさまざまに入り組んで変化をすること。また、込み入った事情。「—を経る」「紆余...
ぎょく‐せつ【玉折】
玉が砕けること。転じて、才子・佳人が若死にすることのたとえ。
くっ‐せつ【屈折】
[名](スル) 1 折れ曲がること。「畑から畑を継いでは幾十度の—をなしつつ」〈長塚・土〉 2 物の考え方やその表現などが素直でなく、わかりにくいところがあること。「—した心理」「—した表現」 ...
けい‐せつ【磬折】
立ったまま腰を「へ」の字形に深く折り曲げてする礼。磬屈。けいせち。「—という風に腰を屈(かが)めて…礼拝していた」〈二葉亭・浮雲〉
こっ‐せつ【骨折】
[名](スル)骨が折れること。また、骨にひびが入ったり、その一部または全部が折れたりすること。傷口が開いていない場合を閉鎖性骨折・単純骨折、傷口が開いている場合を開放性骨折・複雑骨折とよぶ。
こと‐おり【異折】
別の時。ほかの機会。「いつか—は、さはしたりし」〈能因本枕・四六〉