ほうぶつ‐うんどう【放物運動/抛物運動】
空中に斜めに投げ上げた物体が、空気の抵抗がないものとすれば、重力の作用で放物線を描く運動。
ほうぶつ‐せん【放物線/抛物線】
二次曲線の一。平面上で、一つの定直線gと定点Fとからの距離の等しい点Pの軌跡。定直線に垂直で定点を通る軸に対して対称となる。gを準線、Fを焦点という。直交座標を用いればy2=ax(aは定数)で表...
ほうぶつ‐めん【放物面/抛物面】
二次曲面の一。直交座標でz=ax2+by2の方程式で表され、ab<0であれば双曲放物面、ab>0であれば楕円放物面、a=bであれば回転放物面となる。特に、回転放物面をいう。パラボロイド。
ほうり‐あ・げる【放り上げる】
[動ガ下一]物などを上に投げる。また、上にのせる。「ボールを高く—・げる」「棚の上に—・げる」
ほうり‐こ・む【放り込む】
[動マ五(四)]投げて中に入れる。勢いよく、または無造作に入れる。「紙くずをごみ箱に—・む」「暴漢を留置場に—・む」
ほうり‐だ・す【放り出す】
[動サ五(四)] 1 投げて外へ出す。勢いよく外へ出す。「窓からごみを—・す」「酔漢を店から—・す」 2 投げるようにして置く。無造作に手からはなす。「小銭を机の上に—・す」 3 途中でやめてし...
ほうり‐な・げる【放り投げる】
[動ガ下一] 1 乱暴に、または無造作に投げる。「ぞうきんを—・げる」 2 途中でやめる。「宿題を—・げて遊びに行く」
ほう・る【放る/抛る】
[動ラ五(四)] 1 遠くへ投げる。乱暴に、または無造作に投げる。「ボールを—・る」「新聞を—・ってよこす」 2 途中でやめる。また、そのまま放置する。「勉強を—・って遊びに行く」「泣いても—・...
ほ・る【放る/抛る】
[動ラ五(四)]《「ほうる」の音変化》 1 捨ててそのままにする。「やりかけで—・っておく」「うわさなんて—・っておけ」 2 投げる。「やら腹立ちに門口へ—・れば」〈浄・歌祭文〉