ぬき‐うつし【抜(き)写し】
[名](スル)必要部分を抜き出して写すこと。ぬきがき。「要点を—する」
ぬき‐えもん【抜き衣紋】
和服の後ろ襟を引き下げ、襟足を出した着方。現在は女性の着方。抜き襟。仰(の)け衣紋。仰け領(くび)。
ぬき‐えり【抜(き)襟】
⇒抜き衣紋(えもん)
ぬき‐かざ・す【抜き翳す】
[動サ五(四)]刀を抜いて頭上に振りかざす。「太刀を—・す」
ぬき‐がき【抜(き)書(き)】
[名](スル) 1 書物などから必要な部分を抜き出して書くこと。また、そのもの。「ポイントを—する」 2 演劇で、一人の役者の受け持つ箇所だけを書き抜いた略式台本。書き抜き。
ぬき‐がた【抜(き)型】
材料に押しつけて、ある形を抜き取るための型。
ぬき‐がた・い【抜(き)難い】
[形][文]ぬきがた・し[ク]取り除くことが難しい。「—・い不信感」
ぬき‐ぐし【抜き櫛/抽き櫛】
1 頭髪の飾りにさす櫛。さしぐし。「刀ならびに—等を嬰児に授く」〈吾妻鏡・七〉 2 髪を強く櫛ですくこと。また、その櫛。「—に引っ立てられる病み上り」〈柳多留・二〉
ぬき‐さし【抜き差し】
[名](スル) 1 抜き出すことと差し込むこと。「—しにくいコンセント」 2 身動きすること。やりくりすること。
抜(ぬ)き差(さ)しなら◦ない
動きがとれない。のっぴきならない。「—◦ない状況にある」