さび‐ぬき【さび抜き】
《「さび」は、わさびの略》握り鮨(ずし)にわさびを入れないこと。また、そのようにした鮨。
さんだん‐ぬき【三段抜き】
新聞の紙面で、記事を大きく扱うために、三段分を使って見出しを組むこと。
しお‐ぬき【塩抜き】
「塩出し」に同じ。
しぶ‐ぬき【渋抜き】
[名](スル)渋を抜くこと。特に、渋柿を温湯に浸したりエチルアルコールを吹きつけたりして渋味を抜くこと。また、渋を抜いた柿。
しみ‐ぬき【染(み)抜き】
[名](スル)衣服などについたしみを薬品などで落とすこと。また、その薬品。
しゅうき‐ぬき【臭気抜き】
便所などの臭気を抜くための排気装置。
しろ‐ぬき【白抜き】
印刷や染色で、文字または模様の部分だけ白地で残すこと。「紺地に—の屋号」
すが‐ぬき【菅貫/菅抜き】
「茅(ち)の輪」に同じ。「夏はつる今日の禊(みそぎ)の—をこえてや秋の風は立つらん」〈拾玉集・四〉
すっぱ‐ぬき【素っ破抜き】
1 すっぱ抜くこと。また、すっぱ抜いた事柄。「特ダネの—」 2 刃物を不意に抜くこと。「浪人衆(しゅ)が三人、御酒のうへで—して怪我人もありましたから」〈滑・続膝栗毛・一二〉
すな‐ぬき【砂抜き】
[名](スル)アサリやシジミなどの貝類を調理する前に、数時間ほど塩水に漬けておき、砂を吐かせること。