すぽん‐ぬき【すぽん抜き】
人を出し抜くこと。人に不意打ちをくわせること。「馴染(なじ)みのおれを、—に合はせた」〈浄・丹波与作〉
せ‐ぬき【背抜き】
洋服の上着で、背の部分に裏地をつけない仕立て方。また、その上着。夏服や合い服に多い。背抜き仕立て。
せん‐ぬき【栓抜き】
瓶の王冠やコルク栓などを抜き取る道具。
そめ‐ぬき【染(め)抜き】
1 模様を地色のままに残し、他の部分を染めること。染め抜くこと。また、そのもの。 2 染め糊(のり)や蝋(ろう)を用いて、防染して染め抜いた文様染め。
たる‐ぬき【樽抜き】
1 樽のふたを抜くこと。 2 樽柿(たるがき)にして渋を抜くこと。また、その柿。樽柿。
ち‐ぬき【血抜き】
[名](スル) 1 食肉用の家畜・家禽の体から血液を抜くこと。放血。脱血。 2 調理の際に肉や魚から血液を抜くこと。「—したレバーを炒める」 3 ⇒瀉血(しゃけつ)
つつ‐ぬき【筒抜き】
「壺抜(つぼぬ)き」に同じ。
つぼ‐ぬき【壺抜き】
魚のえらぶたの間から内臓とえらを抜き出すこと。筒抜き。
て‐ぬき【手抜き】
[名](スル) 1 しなければならない手続きや手間を故意に省くこと。「仕事を—する」「—工事」 2 囲碁・将棋で、普通なら応手すべき所を省いて他の好所に着手すること。 3 仕事の手が休まること。...
とげ‐ぬき【刺抜き】
肌にささったとげを抜きとること。また、その用具。