角(すみ)を入(い)・れる
近世、元服2、3年前の少年が前髪の額の生え際の両隅をそり込むこと。角(すみ)を抜く。
すらり
[副] 1 刀などを一気に抜くさま。「太刀を—と抜き放つ」 2 物事が滞りなく進むさま。「いくらか透いていた障子を—と開ける」〈鏡花・婦系図〉 3 「すらっと」に同じ。「—と伸びた手足」
ずば‐ぬ・ける【ずば抜ける】
[動カ下一]普通のものよりずっとすぐれている。群を抜く。ずぬける。「—・けた記憶力」
せき‐がん【隻眼】
1 一つの目。片目。 2 ものを見抜く眼識。すぐれた識見。また、独自の見識。一隻眼。「我が—の爛々(らんらん)たる方万里を照らして」〈魯庵・社会百面相〉
せつ‐ろく【節録】
[名](スル)取捨して書き抜くこと。また、その記録。抄録。「要点を—する」
節(せつ)を曲(ま)・げる
自分の信念を曲げて人に従う。「—・げずにがんばり抜く」
せん‐けん【先見】
[名](スル)将来どうなるか、あらかじめ見抜くこと。「世界経済の動向を—する」
せんけん‐の‐めい【先見の明】
《「後漢書」楊彪伝から》事が起こる前にそれを見抜く見識。先見の識(しき)。
せん‐ばつ【選抜】
[名](スル) 1 多数の中から基準・目的に合ったものを選び抜くこと。「正選手を—する」 2 《多く「センバツ」と書く》「選抜高等学校野球大会」の略。
ぜん‐せん【善戦】
[名](スル)力を尽くしてよく戦い抜くこと。多く、力の弱いほう、負けたほうの戦いぶりにいう。「—したが力及ばず敗れる」