まっ‐かく【抹額】
⇒まっこう(抹額)
まっ‐こう【抹額/末額】
《「まっかく」の音変化》古代、冠のへりに紅の絹で鉢巻きをして後ろで結んだもの。下級の武官が用いた。もこう。
も‐こう【抹額/末額】
⇒まっこう(抹額)
まっ‐こう【抹香/末香】
シキミの葉・皮を粉末にして作った香。仏前の焼香に用いる。古くはジンコウとセンダンとの粉末。
まっこう‐くさ・い【抹香臭い】
[形][文]まっかうくさ・し[ク]抹香のにおいがする。転じて、いかにも仏教に関係があるような感じだ。「—・い話題」
まっこう‐くじら【抹香鯨】
クジラ目マッコウクジラ科の哺乳類。ハクジラでは最大で全長19メートルに達し、前頭部は巨大。全身黒いが、年をとるにつれて白っぽくなる。世界中の海を回遊。餌はイカと底生魚で、2000メートルの深海に...
まっ‐さつ【抹殺】
[名](スル) 1 事実・存在などを認めず、無視すること。消し去ること。葬り去ること。「社会から—される」 2 こすって消してしまうこと。「墨で五字—する」
まっ‐しょう【抹消】
[名](スル)塗りつぶして消すこと。記載事項を消すこと。「登録を—する」
まっしょう‐とうき【抹消登記】
既存の登記の抹消を目的とする登記。登記原因が無効な場合、登記された権利が消滅した場合などに行われる。
まっ・する【抹する】
[動サ変][文]まっ・す[サ変] 1 こすりつける。また、塗りつける。「丹砂を以て面を—・し」〈竜渓・経国美談〉 2 こすってなくす。また、塗りつぶす。「暮靄郭を—・して銀燭星を点じ」〈服部誠一...