おし‐め【押(し)目】
上がっている相場が、一時的に下がること。
おしめ‐がい【押(し)目買い】
押し目のときに買うこと。
押(お)しも押(お)されもせぬ
どこへ出ても圧倒されることがない。実力があって堂々としている。押すに押されぬ。「—財界の大立て者」 [補説]文化庁が発表した平成24年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「押しも...
おし‐もどし【押(し)戻し】
1 押し戻すこと。 2 (押戻)歌舞伎で、荒れ狂う怨霊(おんりょう)や妖怪を、花道から舞台へ押し戻す演出。また、その役。歌舞伎十八番の一に加えられているが、独立した狂言としての台本は伝わらない。
おし‐もど・す【押(し)戻す】
[動サ五(四)]押して、もとの方へ戻す。押し返す。「舟が急流に—・される」
おし‐もの【押(し)物】
1 得意とするもの。また、よく行われるもの。おしもん。「さて芸子の—は」〈弦曲粋弁当〉 2 押し固めて作った菓子。落雁(らくがん)・塩竈(しおがま)の類。
おし‐もんどう【押(し)問答】
[名](スル)互いに自分の見解を主張して、あとにひかず言い争うこと。「渡した、受け取らないで—を繰り返す」
おし‐や【押(し)屋】
ラッシュアワーに、満員の通勤電車に乗客を押してつめこむ係の駅員やアルバイト学生のこと。昭和38年(1963)ごろの言葉。
おし‐やぶ・る【押(し)破る】
[動ラ五(四)]力を加えて強引にこわす。うち破る。「扉を—・って乱入する」
おし‐や・る【押し遣る】
[動ラ五(四)]押して向こうへやる。押しのける。「荷物を片隅に—・る」