クーラント【(フランス)courante】
16世紀にフランスで生まれた、2分の3拍子または4分の6拍子の軽快な感じの舞曲。
けい‐たく【警柝】
注意をうながすために打つ拍子木。「夜深けて、暗灯影薄く、只—の声遥かに、時刻を報ずるを聞くのみ」〈竜渓・経国美談〉
げき‐じょう【撃壌】
1 大地を踏んで拍子をとり、歌をうたうこと。太平の世を楽しむようすをたとえていう。「鼓腹(こふく)—」 2 中国の遊戯。沓(くつ)の形に似せた木を地面に置き、離れた所から同じ形の木を投げ当てる。...
げき‐たく【撃柝】
拍子木を打ち鳴らすこと。また、打ち鳴らす人。「夜番の—の音がきこえ出すと」〈梶井・冬の日〉
げきたく‐ばいばい【撃柝売買】
証券取引所で、昭和57年(1982)まで株式の特定銘柄の始め値と終わり値の決定に用いていた値段決定方法。複数の売り手と買い手とを相手に係員が適当と思う値段を唱えて仮の商いを進め、売買量が一致した...
こ‐うた【小歌】
1 平安時代、公的な儀式歌謡の大歌に対して、民間で流行した歌謡。また、五節の舞の伴奏歌曲である男声の大歌に対して、その前の行事で女官がうたう小歌曲をいう。 2 室町時代、民間に行われた手拍子や一...
こころ‐びょうし【心拍子】
歌いながら、心の中で拍子をとること。また、その拍子。「私の—で謡ひまするによって」〈虎寛狂・二千石〉
こ‐びょうし【小拍子】
1 小刻みにとる拍子。 2 小ぶりの拍子木。上方落語で用いる。
此(こ)れに懲(こ)りよ道才坊(どうさいぼう)
これに懲りよというのを口拍子よく言ったもの。 [補説]「道才坊」は当て字。「道斎坊」とも書く。撮棒(さいぼう)に打たれて懲りよ、の意。
コンガ【(スペイン)conga】
1 中南米音楽に用いられる、手打ちの太鼓。細長い筒形の胴の上部に革を張ったもの。2本一組として、あるいは、1本だけで用いる。 2 キューバの民族舞曲。4分の2拍子で、シンコペーションをもったリズ...