きょ【拒】
[常用漢字] [音]キョ(漢) [訓]こばむ ふせぐ 1 相手を寄せつけない。こばむ。「拒絶・拒否/抗拒・峻拒(しゅんきょ)」 2 寄せつけず守る。ふせぐ。「拒止」
きょ‐し【拒止】
[名](スル)こばみとどめること。防ぎ止めること。「進入を—する」
きょしょく‐しょう【拒食症】
神経性無食欲症に同じ。→過食症
きょ‐ぜつ【拒絶】
[名](スル)相手の頼みや要求をこばむこと。「要求を—される」「面会—」
きょぜつ‐しょう【拒絶症】
他人からの命令や要求に従わず、かえって逆のことを行う傾向をみせる症状。統合失調症にみられる。
きょぜつ‐しょうしょ【拒絶証書】
手形を振り出した者がその義務を履行しないとき、受取人が手形上の権利行使または保全のために必要な手続きをしたことを証明する公正証書。
きょぜつのき【拒絶の木】
小野十三郎の詩集。昭和49年(1974)刊。翌昭和50年(1975)、第26回読売文学賞詩歌俳句賞受賞。
きょぜつ‐はんのう【拒絶反応】
1 臓器移植などの際に、移植片を拒んで宿主から追い出そうとする働き。拒否反応。 2 ある物事や人を心理的・生理的に受け付けないこと。「コンピューターに—を示す」
きょ‐ひ【拒否】
[名](スル)要求や提案を聞き入れないで断ること。拒絶。「立ち退き要求を—する」
きょひ‐けん【拒否権】
1 会議で可決されたことに同意をこばみ、効力の発生を防ぐことのできる権利。 2 国際連合の安全保障理事会における常任理事国に認められる特権的な表決権。一国が拒否すれば案件が成立しない。 3 議会...