もち‐ある・く【持(ち)歩く】
[動カ五(四)]手に持ったり身に付けたりして歩く。「多額の現金を—・く」
もち‐あわ・す【持(ち)合(わ)す】
[動サ五(四)]「持ち合わせる」に同じ。「小銭を—・していない」 [動サ下二]「もちあわせる」の文語形。
もち‐あわせ【持(ち)合(わ)せ】
ちょうどそのとき持っていること。また、そのもの。特に、金銭。「今はそんなに—がない」
もち‐あわ・せる【持(ち)合(わ)せる】
[動サ下一][文]もちあは・す[サ下二]ちょうどそのときに持っている。「—・せた傘を貸す」
もち‐いえ【持(ち)家】
所有している家。持ち屋。
もち‐うた【持(ち)歌】
歌手などが自分の歌としてもっている曲。また、いつでも歌える得意な曲。レパートリー。
もち‐おうぎ【持ち扇】
所持している扇。特に、陣中で、軍配団扇(ぐんばいうちわ)に対して、常の扇のこと。「目近といふは…常の—」〈続狂言記・目近大名〉
もち‐おくり【持(ち)送り】
壁や柱などに取り付けて、庇(ひさし)・梁(はり)・棚・床などの突出部分を支える横材。装飾を兼ねたものが多い。ブラケット。
もち‐おもり【持(ち)重り】
初めはそうでもないのに、持っているうちにだんだん重く感じること。「—のする包みを抱え直す」
もち‐かえ・す【持(ち)返す】
[動サ五(四)]悪い方向へ進んだ状態やなりゆきが元にもどる。「経営が少し—・した」