きょうぎ‐の‐みつやく【狭義の密約】
国家間の条約や協定などで秘密にされている部分。他国に重要な権利・自由を与えたり、自国が重要な義務・負担を引き受けるなど、公表されている合意・了解とは異なる重要な内容を持つ国家間の合意・了解で、国...
きょうしょ‐の‐きん【挟書の禁】
中国、秦(しん)の始皇帝のとき、民間で医薬・卜筮(ぼくぜい)・種樹の書以外の書物を持つことを禁じたこと。
きょう‐じ【挟持】
[名](スル) 1 両側から支え助けること。 2 心に抱くこと。 3 物を携え持つこと。「若し天下に律書を—する者あれば死罪に処するに至れり」〈吉岡徳明・開化本論〉
きょう‐せん【胸腺】
リンパ節に似た構造をもち、T細胞とよぶ細胞性免疫を受け持つリンパ球の分化・増殖に関与する器官。人間では胸骨の後ろ側、左右の肺の間の前部にある葉状の腺組織。幼時に発達するが思春期以降は退縮する。
きょうどう‐しんけん【共同親権】
未成年の子供に対する親権を父母の双方が持っていること。→親権 [補説]日本の法律では夫婦が離婚した場合、親権は父母のどちらかに帰属する。欧米では離婚後も双方がともに親権を持つと認める国が多い。
きょうどう‐せんげん【共同宣言】
二人以上、または二つ以上の団体・国家が共同で発表する宣言。国家間の場合は、法的拘束力を持つものと持たないものとがある。
きょうどう‐ぼきん【共同募金】
《community chest》社会福祉事業の費用を一般から公募する運動。日本では、昭和22年(1947)から共同募金会により「赤い羽根運動」として毎年10月に行われている。→赤い羽根 [補説...
きょう‐ゆう【共有】
[名](スル) 1 一つの物を二人以上が共同で持つこと。「秘密を—する」「—財産」 2 共同所有の一形態で、二人以上の者が同一物の所有権を量的に分有する状態。最も個人的色彩の強いもの。⇔専有。→...
きょしょう‐じっし【虚掌実指】
書道で、筆を持つときに、手のひらの力を抜いて指先に力を入れること。
きょだい‐ちきゅうがたわくせい【巨大地球型惑星】
系外惑星のうち、地球のように主に岩石や金属などの固体成分からなり、地球の数倍から10倍程度の質量を持つ惑星の総称。木星のような巨大惑星よりは小さいため発見が困難だったが、観測技術の向上により20...