みず‐さし【水差(し)/水指(し)】
1 花器やコップなどに水を注ぎ入れる器物。注ぎ口の細いもの。 2 (ふつう「水指」と書く)茶の湯で、点茶の際、釜に水を足したり、茶碗や茶筅(ちゃせん)をすすいだりするため、水をたくわえておく器。
みつ‐ゆび【三つ指】
親指・人差し指・中指の3本の指。また、その3本の指を床について、ていねいに礼をすること。
む‐さし【六指】
1 遊戯の一。二人が、縦横各9本の線を引いた盤上に、各3個の石を持って線上を進退させ、早く決勝線に自分の石を並べたものを勝ちとする。 2 「十六六指(じゅうろくむさし)」に同じ。 3 遊戯の一。...
むめい‐し【無名指】
くすりゆび。名無し指。
め‐ざし【目差(し)/目指(し)】
目つき。まなざし。「その落ち着いた動(まじろ)がぬ—や」〈二葉亭訳・夢かたり〉
もの‐さし【物差(し)/物指(し)】
1 物の長さを測る用具。竹・金属・プラスチック製などがあり、長さの単位の目盛りがつけてある。さし。「—を当てる」 2 物事を評価するときの基準。尺度。「普通の—でははかれない人物」
ゆび【指】
手足の末端の5本に枝分かれした部分。もとは手のものを指(てゆび)、足のものを趾(あしゆび)として区別した。動物では4本以下のものもあり、前後肢で数の異なるものもある。および。
る‐し【僂指】
[名](スル)指を折って数えること。「畢には配偶の欠けたものまで—された」〈長塚・土〉
ろう‐し【僂指】
速やかに指折り数えること。また、速やかに指し示すこと。るし。
わき‐ざし【脇差/脇指】
1 武士が腰に差す大小2刀のうち、小刀の称。 2 腰刀。 3 近世、町民などが道中のときに護身用に腰に差した刀。武士の大刀と小刀の中間の長さ。道中差し。 4 ⇒腰挿し2